2018年度第3四半期決算報告の延期(東芝事件)

平成29年3月14日,東芝は,2016年度第3・四半期(4─12月期)の決算発表を再度延期すると発表しました。関東財務局に再延期を申請した模様です。

米原発子会社ウエスチングハウス(WH)で一部経営者による不適切な行為が存在し、追加の調査が必要と判断したためとしています。

同日午後4時から綱川智社長らが本社で記者会見を行う予定です。

再延期が認められれば、決算提出期限は4月11日となります。

再延期の理由について,東芝は,WHが15年末に買収した原発建設会社CB&Iストーン・アンド・ウエブスター社の買収価格算定に関し,16年度第3・四半期決算において,WHの一部経営者による不適切な圧力が確認されたことに加え,同四半期以外の期を含む調査が必要と判断したためと説明しています。

同四半期以外の期を含む調査ということは,過去に遡った調査隣り,過去の一旦公表された有価証券報告書や四半期決算書が,再び訂正されることが予想されます。

更に金融商品取引法で保護される株主が増える可能性があります。

弁護団は,既に,過去の修正に関し,損害論を検討していましたが,更に,WHに関する修正についても,損害論に含めた検討が必要になるようです。

電話 06-6136-1020
南森町佐野法律特許事務所

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